ふと

今日電車の中で聞いたサラリーマンの会話が気になって考えてたんだけど、良いアイディアを思いついた。
ちなみに内容はこんな感じ。
「主婦って良いよなー、代わりたいよ」
「だよなー、嫁は『あなたには絶対出来ない』とか言うけど、掃除して洗濯するだけだろ?」
「昼間とか適当に休めるもんなー、やっぱ人の目があるのとないのじゃ全然違うよ」
「本当になー。好きな時間に自分のペースで出来るとか、そんな楽なことないよな」
「あとあのママ友との食事会?とかたまに行ったりしてるけど、そんな時間あるとか羨ましいよなー」
「なー、アレを仕事みたいなもんとか言われちゃうとなぁ(笑)」
「ホント、俺も主夫やりたいよ」
なるほどふむふむと思うこともあれど、横で聞いてて正直ツッコミたくてしょうがなかったし、改めて考えてもツッコミどころがいくつかあるような気がするのですが、生憎と私には致命的に経験値が足りなくツッコミに足る言葉を口にすることができないもので、解決策を考えてたんだけど、割と良い折衷案を思いついたよ!
折り良くサラリーメンの方々もお正月休みに入られることですし、もし入られない方も恐らく今後代休という形でまとまったお休みを得られることでしょうから、その間、主夫やったらいかがでしょうか。
代わりに奥様はお外に働きに行ったらいい。
まー手っ取り早く立場入れ替われば早いと真っ先に思ったものの、現実的には難しいし、どうしたものかと思ったら目の前に答えがあるではないですか。
そうだよ、ちょうどいいタイミングじゃないか。
短期間だけ入れ替わったらいい。
どっちが大変、とか私には分からないけど、とりあえず上記の会話を主婦の人が聞いたら怒るような気がしたし、旦那は旦那で言い分があるけど女のヒステリーには何言っても無駄だから黙るしかなく、そして認識の齟齬は解決することなく今後ともひっそりささやかな溝としてずるずる残っていくような気がしたので。
そして気付いた時にはもう夫婦の溝は取り返しのつかない深さになっててお互い修復する気力もなく放置してたりするんだきっと…結婚したことないから適当言ってるけど。
会社員も主婦も、私からしたら充分立派な勤めを果たしている人ですよ。
でも、少しだけ会社員やったことある身としては、ママ友とのお食事会より会社の飲み会の方が万倍気が楽だなーと、そう、思ったのです…。
気の置けない友人とママ友は多分違うような気がする。
そして女だけの世界マジ怖い。
というか女は本当に怖い生き物だと思うのですよ、個人的に。
そして男は自分の眼鏡でしか見ないから女の怖さを認識出来てない気がする。
あなた方が思ってる程、世の中お綺麗でお優しく単純ではないのですよーと教えてあげたくなってしまう。
そうして女性に対する夢や幻想をある程度打ち砕かれたのがうちの父にございます本当にご愁傷様です。(別に私も自ら進んで壊しに行ったわけじゃないよ!あと多分全部は壊してない!はず!)蛇足ですが父は画面の向こうの女性(アイドル)に一縷の希望を見出した模様。良かったね。
しかし私が生まれてこの方ずっと女として生きているからこういうことを言えるし言っちゃうわけで、男になったらまた別の言い分があるのだろうという気もしている。
漫画みたいにお手軽にちょこっとだけ中身入れ替われたらいいのにねー。
他人の気持ちを汲めとか理解しろとか、当たり前みたいに言うけど実際かなり難易度高いと私は思うのですよ。
もう他人になっちゃったらいい、と頭の作りが単純な私は考えてしまうわけです。
手っ取り早く、しかし実現は難しい。
あと私は私のままでいいです別に理解されなくても人との溝が埋まらなくても構わないんで。
おせっかいで言うだけ言って結局全部他人事さー。