なんくるないさー

今日はお昼から夕方まで輪番停電の予定だったので、午前中に買い物行ってきましたー！
いつも夜中の二時に寝て昼の二時に起きる人間が…しかも昨夜は寝たの四時過ぎだったのに……うう、すげー頑張った私！！（自画自賛）
やっぱり一番近所のスーパーにはなんにもなかったので、二番目によく行くスーパーの方に行ってなんとかカレーの材料をゲット。
なんか皆考える事は同じなのか、レジには列が出来てて、会計まで前に並んでたおばあさんと「いやぁ、大変ですねぇ」なんてほのぼの話してた。
「トイレットペーパーが買えなくて困ってるんですよー」って話をしたら、「いざとなったら新聞紙で拭いて、紙だけ生ゴミみたいに捨てるかねぇ…昔は皆そうしてたのよ」と仰られていました。
ちなみに私はその先人の偉大なお言葉に若干引きつつも、「まぁ世の中には手で拭くという国もあるらしいですから、いざとなったらなんとでもなりますよねぇ」と返しておきました。
苦労知らずの現代の都会のもやしっ子でゴメンナサイ。
でもまぁ、うん、なんとかなるなる。
それにしても皆さん凄い勢いでカゴ山盛りにお買い物してらっしゃったんですが、平日の午前中からレジに並んでまで一体何がそんなに必要だというんでしょうか。
きっと気ままな一人暮らしには分かりかねる何かなんだと思います。大半がお菓子とレトルト食品に見えたけど。
カゴが山盛りじゃない人なんて、私くらいでした…あれぇ？
でもカレールーと肉と玉ねぎが買えたので、後は家にある材料でカレーが作れるよ！しかも四日分！
…何も不足はないと思うんですが。うん。
あ、ちなみに私とお話していたおばあさんは、ペットの犬の餌でカゴがほとんどいっぱいになってました。アレかさばるからねぇ。
夕食の買い物後、停電まで時間があったので、トイレットペーパーを探してちょっとあちこち回ってみました。
なんとかなるとは思いつつも、実際残り一ロールになっちゃったし、現代の都会のもやしっ子としては、出来れば用を足した後はトイレットペーパーで拭きたいのです。
しかし探せども探せども見つからず、「買えぬなら　（実家から）パクってこよう　といれとぺーぱー（字余り）」なーんて言葉が頭をよぎった頃、自転車のカゴにトイレットペーパー乗っけてる主婦を発・見(☆∀☆)
即座に声をかけて聞き出しました。
もう近所の店は閉店ギリギリな時間でちょっと必死になってたので、向こうからしたらかなりの不審者だったかもです。あわわー。
い、いつもは道端で好みの幼女に出会ってもグッと耐えて何でもないフリをして通り過ぎるくらいに良識と節度を持った大人なんですよ！ホントですよ！
あ…、でもスーパーとかで入り口付近に繋がれたワンちゃんはつい撫で撫でしちゃうなぁ…。
え？でもそれセーフですよね？？よね？？？
あれ？話が逸れた。
と、とにかく、通りすがりの親切な主婦の方から聞き出した、トイレットペーパーを売っているという近所のホームセンターに急いで行きました。
勿論通称で呼ばれてる名前を聞いただけでどこのどんな店だか分かるくらいによく知っているとこだったんですが、正直、盲点だった。
いや、そりゃホームセンターだもの、トイレットペーパーどころか色んな日用品が売ってることくらい知ってたさ。
私も何度も行ったことがあるし、一時期はご優待ハガキまで来てたくらいの常連だったさ。
だけどね、だからこそ、盲点だった。
やー、なにしろそのお店、凄く私の購買意欲をそそる品物が沢山置いてあるんだもの。
うっかりするとお財布の中から諭吉が失踪してしまうくらいのデンジャースポットだもの。
服屋と家電量販店の次くらいに今の私が行っちゃいけないところだもの。
だって！だって好きなんだよおおお！！！
上手く言えないけど！あの感じ！あの雰囲気！
気付くと「あれ？コレ別に買う必要特にないよね？」みたいな物まで手に取っちゃってるのおおお！！！
…なので、ニートになってからは、そういった、最低限の日常生活に必要のない物を買ってしまう危険性のある場所には、極力近寄らないようにしてきたのです。（ただし本屋とオタク系は除く）
だからこそ、頭の中の「日用品が売ってる店リスト」からすっぽり外れてたっつーか。
実際行ってみると、トイレットペーパーは外に特設販売スペースみたいなの設けられて売られてました。
色んな意味で助かった…。
中に入ってたら私多分何か余計なものも買ってた。絶対そう。
そんなわけで無事トイレットペーパーゲット。
お会計並んでる最中、通りがかりのおじいさんおばあさんが「昔は新聞紙使ってたもんだがなぁ」という会話をしていて、トイレで新聞紙を使うことはそんなにメジャーなことだったのかと、またも先人の偉大さに感服致しました。
まぁ確かに新聞紙でもトイレットペーパーでも紙は紙だよなぁ…。
それにしても、なんちうか、皆さん、我先にと言わんばかりの勢いで、中には一人で三つも四つも買ってる方も居て、…なんか、大変不思議な光景でございました。
きっと私如きの気ままな一人暮らしには分かりかねる何かがそうさせていたのだと思います。両腕一杯にまで抱えてご苦労様なことで御座います。
そういった人々を見ると、何故か私も二つくらい買わなきゃいけないんじゃないかという気になってしまったんですが、冷静に考えて一つで十分なので一つだけ買いました。
規模も被害も半端ない天災に見舞われたけど、私の住んでるとこらへんは別に特に建物が倒れたりもしてないし、津波や土砂崩れなんかの心配は一切ないし、ライフライン一部落ちたとこも翌朝には全部復旧したし、今だって原発死んで供給量足りなくなった電力を全落ちさせないように東電さんがハイパワーで頑張って輪番停電してなんとか回してくれてて、その限られた電力で色んな企業が業務をやりくりしようと頑張ってくれてて、そうして普段よりは少ないながらも流通はまだ生きてるのに、何をそんなに必死になってるんだろう。
屋根のあるところで眠れる。暖かい布団も洋服もある。電気も水もガスも通ってる。食べる物だってある。今までより生活はちょっぴり不便になったかもしれないけど、立て直そうと頑張ってくれている人がいる。
私は、この状況で、どうしてそんなに必死になってレトルト食品やトイレットペーパーを買い込むのか、分からない。
夜間の輪番停電用に懐中電灯や電池を買ったりするのなら分かるんだけど。
まぁ確かに、このまま皆が皆必死になって買い溜めを続けて、震災の影響で供給おっつかないまま需要ばかりが高まり続けたら、被災地でもないのにお店からなんにもなくなっちゃう日が来るかもしれない。
でも、皆のおうちにはあるよね。
買い溜めした人のおうちには。
買い溜めしなかった人は、その時になって、あの時買っておけばよかったって後悔するかもしれない。
でも、買い溜めした人は、お店になくてもおうちにあるからしばらくは安心だよね。
買い溜めしておいて良かったって思うよね。
そういうことも、可能性の一つとして、これからあるかもしれないよね。
でも、あなたが買ったそのしばらく分の安心と引き換えに、「今日」の生活に困る人達が生まれることを、どうして気付かないんだろう。
テレビの向こう側に、ここ連日、ずっと見ているのに。
あなたが買った分、今日、それが足りなくて本当に困ってる人達に、届かない。
ねぇ、私、言いすぎ？考えすぎかな？
でも、被災地では全然物資が足りないのに、被災地以外の地域では買い溜めが起こって物資が消えたら、誰がどこからどうやって被災地に物資を届けるの？
原発こえーなー被爆こえーなーとか、今も私らよりずっと近くで家にも帰れず飢えや寒さや恐怖に耐えて避難してる人達がいるのに、どうして言えるの？
ぶっちゃけ被災地の人達なんて私にとっては皆知らない赤の他人だよ。
だけどすんごい困ってるの分かってて「どうでもいい」とか言えないよ。
自分や自分の家族が一番大事で上等だよ。
だけどあれだけ大変な目に遭ってる人達に対して、ちょっと生活水準落とすくらいの譲歩があったっていいじゃないか。
トイレットペーパーの代わりに新聞紙を使えとかそこまで極端なことを言いたい訳じゃなくて。
……多分、みんな、ちょっと、パニックのような状態になってるんじゃないかと思うんだ。
集団心理効果みたいな。専門家じゃないから知らんけど。
ねぇ、被災地から一旦目を逸らして、周りを見たらいい。
こんな時でも、一生懸命働いてる人が、ちゃんといるよ。
スーパーに品物が勝手に入荷するわけじゃないんだよ。
どこかで、誰かが、一生懸命、作って、間のなんかよくわからん工程をごにょごにょしてくれて、届けて、そして売ってくれてるんだよ。
そのお金で、また作って、そうして回ってるんだよ。
まだ回ってるよ。
だからまだ、どこかで誰かが一生懸命頑張ってくれてるんだよ。
私の父は昨日から仕事行ってるよ。
私には仕事内容はよく分からないけど、朝早く出て、夜遅く帰ってくるよ。
他にもいっぱい、働いてる人がいるよ。
直接自分と関係なさそうな仕事でも、きっとどこかで繋がってるんだよ。
本数の減った電車にぎゅうぎゅうに詰め込まれながら、それでも頑張って働いてくれてるよ。
それって直接は自分や自分の家族の為だろうけど、いつかは私達のところに届いて、私達の為になるよ。
私達が、「いつも通り」の日常を送れるように、頑張って働いてくれてる人達が、たくさん、たくさん、いるよ。
今は、ちょっと大変なことがあって、大変な状態になっちゃったけど、それでもまだ頑張って働いてくれてる人が沢山いて、それが、いつもより少ないけども、私達のところまで届いてる。
日本地図見て被災地と東電エリア全部足してみたら、どんだけ被害規模がでかかったのか分かると思う。
被災地はなんもかんも足りない。東電の原発はトラブって東電エリアの電力も足りない。
それでも、少しずつでも、ライフラインが確保されて、経済が動いてて、流通が来てるって、凄いと思う。
その凄い事は勝手に起こってるわけじゃなくて、誰かが頑張ってくれた成果で、だから今は、そうやって頑張ってくれてる人達を信じて、きっとこれからもっと良くなっていくって信じることが、大事なんじゃないかなぁと、まぁ、そういうことを、なんか、ほのかに、ここ数日で、思ってですね…。
でもなんか、社会のイロハも知らない頭パーな駄目ニートヒキコモリな私が、何か偉そうに人様に意見できる立場でもないよなーとかも思ったりして…。
しかも実際、実は今日の停電の間、真面目にこの後半の辺りの日記の文章を考えてみたりもしたんだけど、なんか上手くまとまんなくて、なんで、とりあえずトイレットペーパー買えたーそんでカレー作ったよーいつもと違う肉を使ったらいつもと違う味になってわあびっくりーって日記を書こうとして、気付いたら、…あれ？あ、あれ？？？
平たく言うと、なんか大変なことになっちゃったみたいだねー、でも私はなーんにもしないでいつも通りのほほんと生活するけど、なんかどっかですげー頑張ってくれてる人達がいるみたいだから、きっとその人達がなんとかしてくれて、なんとかなるなる☆…みたいな、感じ、だった、かな？エヘ。
駄目だ自分でなんか恥ずかしくて読み返せない。
かといって込めた気持ちが重過ぎて消せやしない。
よ、よーし、上げちゃうぞー、コレ、このままアップしちゃうぞー。
えと、なんか、ごめんなさい。
諸方面に、ていうか全ての人々に、ごめんなさい。
でも、あの、悪いことって、天災みたいに突然やってくるのもあるけど、なんか、ちょっとのことが悪いように悪いように転がって起こることもあると思う、の、でございまする…ハイ…。
なんか、今、大変な天災が起こって、大変な時に、みんなで悪いように悪いように考えてたら、なんか、良くないんじゃないかなぁって、思って…。
何の根拠も無くても、馬鹿みたいな気休めでも、なんとかなるって思ってやってかないと、みんな、苦しいだけだと、思う…。
あー、結局自分が一番そう思いたいだけなのかも…うう、すいません。
無理にでもポジティブに考えないと、なんか、落ち込むばっかりで、藁にもすがりたくなるっつーか、ニュースで天皇の顔見て「あーこういう時みんなが『陛下こそが生ける神、陛下の御為国の御為ならばー』的なノリなら確かにどんなことでも耐えて耐えて耐え抜いて何でもやらかしそうだなー」と、要するに凄いつらい状況下では一筋の希望や信仰的な何か支えがあるのとないのとじゃ全然違う気がするなーと、…あれ？私、今、なんか言わなくてもいいことまで言ってる上に脱線してる？
あー、まぁ、なんか毎日へこむからもっとポジティブにいこうや、と、ネガティブが標準ステータスな私がお送り致しました。
まる。
なんでこんなに長くなっちゃったかな…文章的にも時間的にも……。
夕飯食べた後ＰＣつけてすぐに書き始めたのに、なんともう日付も越えてとっぷり夜中の三時半…orz
明日…ってもう今日だけど、今日は輪番停電昼夜二回だから、もう一日中ひたすら家で寝てよう…カレーもあるし……。
た、怠惰じゃないよ、節電だよ！！！（笑）