昨日の追記

昨日のレビューを書いた後、「他の人はどんなことを思ったのかなー」と思って感想見たりしてたら、「病んでる」「暗い」「残虐な描写だらけ」と言うのが多かったです。わーお。
うん、まぁ、病んでるよね。病んでます。
知ってる。
病んでる主人公と、壊れたヒロインが揃って、殺人事件が起こって、病んだ話にならないわけがない。
でも鬱々しく病んでるわけではないんですよ!
基本は楽しくはっぴーに愉快に爽快に、そして少量の苦味を加えた感じに、とても丁度良く病んでいるのです!!!(私には)
だって私も健全な精神ではないもの。
大好物のチョコだって、スイートよりビターの方が好き。
ん?それは関係ない?
でもね、病んでる人間にとって、病んでる話ってのは、大概、毒か麻薬のどっちか。
これは後者。
例えばこの話の中では自傷や他傷や殺人が沢山あるけど、読んだからって、別に自分もやろうとは思わない。
ただ、最後まで読んで、自分の中の何かが慰められたような気になるだけ。
この主人公とヒロインは、ハッキリ言って終わってる。
正しく健全な世界には、もう戻れないところまで来ちゃってる。
だけど、それでも現実の世界で二人の人生は続いてる。
別に生に執着してるわけでもないし、些細なキッカケでサックリ終わりそうでもあり、意味も意義もないし、誰かを不幸にするものだったり、誰かからすれば不幸なのかもしれないけれど、だけど、それでも、なんだかんだで続いてる。
これは、そういう二人の話。
なんだろう、似てる、というか、共感できる気がするからかな。主人公に。
刹那的で、何でも簡単に放棄出来て、考えがハッキリしなくて、こうした方が良いって分かってても、結局は馬鹿な選択をして、どうしようもなく生き続ける。
私はこの話の人達ほど悲惨な過去とかトラウマとか抱えてるわけじゃないけどさー。
そしてもしかしたら傍目から見てまだ取り返しだってきく人生なのかもしれないけどさー。
いつかは素敵にナイスな奇跡が起こってなんか万事が上手くいく未来が来るかもだけどさー。
それでも、私にとって、私の人生はもう終わってる。だけど続いてる。
へこんでる今はさ、そんな風にしか思えない。
だから、この小説をどうしようもなくたまらなく好きだと思える、のかなぁ。


何でもないような平気な顔は出来るけどさ。
別に元気になんかなってないよ。
健全からは程遠いよ。
色々あって調子を崩したから精神薬を変えて、やっと慣れてきたとこだよ。それだけだよ。
相変わらずすぐに体調を崩すし、体力もないし、だけどその体力を養う努力をするだけのやる気も出ないし、日常生活でいっぱいいっぱいの毎日。
ここ二ヶ月くらいレトルト食べてばっかだよ。
食事は相変わらず一日二回しか食べてないよ。
食欲も大してないよ。
毎日毎日、決まった時間になったらご飯を食べて、洗濯や洗い物をして、夜になったらシャワーを浴びて寝る。
その合間に、今日は何をしたいか、自分に問いかける。
気が向いたことをする。続かない。だから雑多に手をつける。意味がない行為だと知っていて、それでも私は自分に「何をしたいのか」を問い続け、些細でも思いついたことを実行する。
気がつくと食事の時間になっていて、気がつくと眠る時間になっている。
食欲も、睡眠欲も、そんな動物として一番基本的な欲求さえ見失ってる私に、ひたすら、自分の欲求を問い続ける作業を繰り返す毎日。
それが、生きる意義にいつか繋がると信じて。
そうだよ、生きる気力さえももうないよ。だけど生きてるよ。
もうやめちゃおうかなって思うときも、あるよ。
なんで続けてるのかなって、そりゃ思うよ。
だけど「生きろ」って言う人達が、いるんだよ。
なんだよ、意味わかんない。
でも生きてたら、いつか分かるのかなって、期待をしてしまう。
まぁそもそも死ぬ気力もないんだけど。
でも、いつの間にかもう貯金もなくなりそうで、親から貰ってる生活費だけじゃ、どこにも遊びに行けないし、漫画もCDも買えないし、友達と外食するにもワンコインで行けるとこ以外無理だし、そもそも携帯代さえも払えないし。
そうなったら、私は、色んなものを諦めなくちゃね。
この足だけで行ける範囲外に出ることも、漫画も、CDも、…友達も?
あはは、それでも私、生きてるかも。
なんにも楽しいことがなくなった世界でも、好きな人も誰もいない世界でも、…何一つ楽しくないし、何一つ執着するものもないのに、どうしようもなく続いていくものだよねぇ、人生って。
…死ぬまで。
死んだほうが幸せかもしれない人生でも、もう死にたい気持ちすら見失ってる私には誰かに背中を押して貰わないとちょっと自殺にも至れないなぁ。
楽しいことや執着するものが減れば減るほど、ちょっとの力で簡単に私を殺せるんだけど?
まぁでも、これは要は私がさっさと働けば収まる話なんだけど、……うーん?
全くやる気のない人間を雇ってくれるところがあればいけるかもねぇ。
なんか、ふと、思ったけど、私は、もう生きる気力がなくて、だから本当は死にたくて、でも積極的にそうする気力もなくて、だからゆるゆると自分の心を追い詰めて死に向かう選択をしている、のかも?
何もしなければ手詰まりな人生なのは目に見えてるからねぇ。
だって、金銭面は、なんか裕福でボランティア精神に溢れる旦那様が何かの偶然で現れれば解決するだろうけど、そんなんまず有り得ないし。
家事が嫌いで苦手で、めんどくさい性格で、精神病んでて、体中自傷痕だらけで、おまけに殺人未遂の逮捕歴まであるヒキコモリニートオタクと出会って、なおかつ嫁に貰ってくれるって言う男性は、どこにいますかね?
あは、万が一億が一いたとしても、多分、今の私、受け付けない。
そーゆーめんどくさい人間だから。
そして貯金がどーのこーの言う前に、そもそも、親って、いつか死ぬし。
いつまでも私の生活の面倒を見てくれるわけじゃないし。
あーこりゃ大変だー。
したら私はホームレスかねぇ。
…それでも、私は、生きる、のかな?
いや、その時にはきっともう、私に「生きろ」って言う人はいないから、死ぬかな。
どうかなぁ。そうなってみないと分からないなぁ。
あれ、今思い出した。
そういえば、諸々の病院の通院費、私の貯金から出してるんだった。
毎年十万は下らない額を。
そうか、……そっか、そうなると私に「生きろ」と言う最たる人もいなくなるのか。
あとは、親だけだけど。
…ははっ。
うん。もっと簡単な話だった。
私の残りの貯金の額が、多分、私の人生の残り時間、になるのかな。
ああ分かりやすいなぁ。
今度こそ私は本当に死ねるのかなぁ。
何度終われば、私の命は本当に終われるのかな。
ああ、えっと、画面の向こうの人、大丈夫だよ。
こんな風に、人生が終わると思う時は、今まで沢山あったから。
それでもなんだかんだで今まで生きてきたから。
…ホントに、なんで、生きてるんだろうね。
笑っちゃうね。
それが人生ってやつか。私の。


というわけで私は今日も元気に生きてまーす☆
…嘘じゃないよ?
今日の夕飯は何にしよーかなー♪