月夜の道化師よ、狂乱に嗤え。

風邪ひきゴホゴホしながらも冬コミ戦利品チェック!
まずは気になる大好きサークル黒餡から。
と、思って軽ーい気持ちで聴いてみたら、もうたまらん!ムフー!ムガー!!
ちうわけでレビューっぽいもの書いてみた。

月夜の道化師よ、狂乱に嗤え。(CLOSED/UNDERGROUND)
赤と黒の入り混じる、混沌の世界へようこそ――」
これは狂気にあてられた悲恋の断章≪フラグメント≫、そして後の壮大なる物語へと誘う序章≪オーヴァチュア・アルバム≫である。
ドラマと全4曲のヴォーカルトラックで綴る、哀れな道化師の“はじまり”をご覧あれ――

以上、アルバムの帯よりの抜粋でした。
物語のあらすじとか曲の雰囲気とか説明するのが面倒だからとにかく下の動画見ろ(ぇー

みん様曰く「今回はダークグロで!」とのお話だったので、「幻想廃人」っぽいのを多くの人が期待していたことかと思います。
「ダーク系で」とのコメントだったら「キネマ・イン・ザ・ホール」っぽいのという推測も立てられたんですが、やっぱ「グロ」がつくのとつかないのとでは大違いだよね!(喜)
グロじゃないのも好きだけどー、どー、やっぱり血沸き肉踊るのはグロだよね。あは☆
でも「エロ」とは一言も仰ってなかったので、多分「幻想廃人」をグロに特化した感じ…みたいな予想を立ててました。
まぁグロがあれば正直エロはなくてもいいです私。
しかし多分みん様、このCD作るのに1ヶ月とか、長くて2ヶ月くらいしかかけてないような、気がして…。
みん様の突発的な行動力の副産物は愛すべき物ばかりですが、でも、やっぱ制作期間が短いってことはそれだけ話の構想期間もあんまりなかったってことで、しかもアオリでは「はじまりの物語」みたいな感じで言ってるってことはこれは序章で、ってことはつまりこのCD自体は「幻想廃人」とか「晴れソラ」レベルの中身の濃厚さは期待できないのかなーと、本心では思ってました。
そんなわけでコミケ後即聴いちゃうぜー、とかせずに落ち着いて風邪が治りかけてきた今頃になって聴いたんですが。
私が馬鹿でした。
反省します。
素晴らしいですみん様ー!!愛してる!
あ、何度も出てきてる「幻想廃人」というCDですが、これもドラマとヴォーカルトラックで構成された、みん様の代表的なダーク系筆頭エログロの代名詞なアルバムです。(確かR指定入ってたはず)
その「幻想廃人」で私が一番魅力的に感じた部分を、今回のCDを聴いて思い出しました。
それは、みん様こと片霧烈火嬢の、悲鳴です。(〃▽〃)キャッ
あはははははははあーっはっはっは!素敵素敵!
「幻想廃人」では心の軋みと肉の痛みに耐えかねて出る悲鳴の演技に、今まで聞いた中で最も真に迫るものを感じて、心のトキメキを隠せませんでした。
あの時の興奮が、今、ここに…!
今回は、恐怖と悲哀と苦痛の織り成す声にならない声と悲鳴…ああウットリ。
アニメでもゲームでもドラマCDでも、ここまで私好みの迫力ある悲鳴を聴かせてくれる人、なかなかいないんですよねー。
やっぱ大衆に配慮して真剣味を多少抑えてるのかしら。
まぁ女の子の悲鳴ってのは多少媚びたテイストを加えた方が世間様にはうけると思いますけどー。ぶー。
というか、私好みの悲鳴っていうのが生死を左右するんじゃないかってくらいの状態の悲鳴だからあんまり聴く機会がないだけかも。
おぅっと、これ以上Sっ気全開変態発言を繰り返していると、私に対する印象に深刻な問題が生じかねないので控えるとして。
シナリオも秀逸でした。
まさしく「はじまり」の物語という感じでしたが、単体でも十分に満足できる出来。
あ、グロ耐性のない方は…ちょっと覚悟してから聴いた方がいいかも(オススメしてる手前聴くなとは言わないけど)。
一部のトラックで私が歓喜にむせび泣きそうになってしまうくらい素敵なグロ言葉がビシバシ飛んでますので。
や、ちょっと嘘です。
別に涙が出そうになったのは素晴らしいグロのせいだけじゃないもん。
シナリオがそんだけ切なくて泣きたくなるくらい良かったんだもん。
ちなみにBGMや音楽に関しては言わずもがな。
さすがみんマンションの住人*1は短期間でクオリティの高い音楽を提供してくれるよね!
あー、なんか今二週目聴きながらコレ書いてるんですが、やっぱ泣きそう。
特にクライマックスの部分と、daiさんの作った曲のあたり。
ひぐらし泣ける神ソング作曲者であるdaiさんも、ついにみんマンションに仮入居してしまったのでしょうか…。
みん様をひらすらに愛する私としては、みんマンションの住人がどんなにみん様に物凄い要望を突きつけられていようと、頑張ってくださいとしか言えません…(ホロリ)。
あれ?なんか話逸れた。
あとレビューになってない、ような…まぁいつものことだからいいか。
とにかくみんなコレ聴いとけ!以上!

*1:架空のマンション。片霧烈火嬢と何度か一緒に仕事をすると半ば強制的に住人にさせられるっぽい。住人は大家こと片霧烈火嬢の辛く厳しいっつーか普通では有り得ないような要望にガンガンに応えなければ恐ろしいお仕置きが待っているという