生きるって

めんどいね。
食欲ないけど、精神科の先生に食べなきゃ駄目だって言われたから、アムカした。
腕ざくざく切って、切って、食べる気力が湧くまで切り続けた。
ちょっと元気になったから、ご飯無理して食べたけど、やっぱ気持ち悪い。吐きたい。
でも吐いちゃうと薬も一緒に出ちゃうから、我慢しなきゃ。
また腕に傷が増えた。
どうしてここまでしないと私はご飯も食べられないんだろう。
生きる気力が湧かないんだろう。
自分の流れ出る血を見て、もしくは自殺ギリギリのところまで追い詰められて、初めて「生きよう」と思える。
だけどその気持ちが続かない。忘れてしまう。
だから何度も同じことを繰り返す。
何度でも腕を切り刻む。
何度でも自殺未遂をする。
このループから抜け出すには、もう死ぬしかないような気がする。
どうやったらまともに生きられるのかがわからない。
自分が未来で笑ってる姿が想像できない。
いつも死ぬことばっかりが頭をよぎる。
いつか死ぬ日を、私はずっと待ってる。
もう十何年もずっと、死ぬことばかり考えて生きてきたんだ。
初めて自殺しようとして、そうして死ねなかった、六歳だったあの日から。
それとも、自分が生きてくことに嫌悪した、十歳だったあの頃からかな。
どっちにしろ、もう十年以上経ったよ。
待ちくたびれちゃうよ。
だから、早く来て。