あーあ。

考えたくなかったけど考えちゃったからしょうがないので書く。
あのね、何も変わらなかったの。
包丁片手に涙流して訴えても、あの人は、母は、何も変わらなかった。
私の何一つも伝わらなかったよ。
何も。
何も。
何も。
だから、もう、正直、諦めたい。
もう、頑張らなくていいですか。
「家族」なんて言葉に幻想を抱いて期待することなく、二度と修復することなく、いつか見捨てて見捨てられる関係だと、もう、割り切っても、いいですか。
家族仲良く、って、それが「普通」で「理想」だって、分かってる。
けど、疲れた。
もう頑張りたくない。
諦めたい。
諦められないのは、希望が残ってるからじゃない。
理性と良心が残ってるから。
ただそれだけ。
何の希望もないのに、ただただ頑張るのは、ゴールのない長距離走を走ってるようなもんだよ。
それだけで心が折れそうになるよ。
家族なんて、いなかった。
もう、それじゃ、駄目ですか。
でも、私がそう思っても、向こうは、きっと変わらずに、また母親面をするんだろうなぁ。
困る。
それ、本当に、苛々するの。
思わず包丁振りかざしちゃうくらいに、苛々するのよ。
それさえも、伝わってないのなら、もう、本当に駄目だなぁって思う。
ねぇ、殺したくないの。
だから、もう、一人にして欲しい。
分かって。
じゃないと、私は。
私は。