というわけで

とりあえずバイトは一区切り。
今週あと土日頑張ればお休みだー!休むどー!
今日はバイトの研修がちょっと早く終わって、その間になんか新たなキャッチに引っかかってました。
今度は手相ですって!
何回キャッチに引っかかれば気が済むんだ私。
前回マルチ、その前はエステ、その前もエステ、旅行中には変なナンパ親父に目をつけられるし、……そんなに騙されやすそうな顔してるかなぁ。
昔は全然声すらかけられなかったのになぁ。
人に優しくなろうと頑張ってると、今度は人に騙されやすくなるみたいです。
こんな世の中が悲しい。
でもお金を払ったりなんか契約したりしそうになる前には必ず友達に相談するという私のポリシーのもと、今回もすんでて助かりました。
話を聞いてくれてありがとう!友人Iよ!
この後なんかまた問題が発生しても、もう詐欺だと決め付けたので、持ち前の脳みそ使って自分でなんとかできると思う。
伊達にこんな世知辛い世の中を22年生きてきたわけじゃないからね!
でも私は、出来ればこんな人の汚いところよりも暖かいところばかりを見て生きていきたいです。
他人をむやみに疑ったりしないで生きていきたい。
それが不可能なこの世の中が悲しい。
私がまだ6歳か7歳の頃、世界中のどこにも私の味方なんていないんだと思い込んでた。
でも、それは間違いだった。
私は小さい頃よく迷子になってて、何度も近所の人が見つけては家に送り届けてくれた。
どんくさいから怪我ばっかしてる子供だったけど、その度に誰かが手を貸してくれた。
10歳くらいの時に、家族で旅行中に事故にあった時、助けて励ましてくれたのは名前も知らない人たちだった。
まぁ、大した事故じゃなかったんだけどさ。
雪山で、車で正面衝突。車はスクラップ行き。
でもみんな軽症で済んで、それでも知らない土地で心細くて不安で、妹の手前泣くのをずっと我慢してた私を泣かせてくれたのは、全然知らない地元のおばさんの入れたレモンティーだった。
あの時味わったレモンティーより美味しい紅茶を、私は知らない。
だから、世の中捨てたもんじゃないと思うんだ。
優しい人だって、いっぱいいるんだ。
でも、道端に歩いてる人が自分の敵になるんだってことを思い知ったのは、私が14歳の時だった。
その時のことを、いまだに私はきっと吹っ切れずにいる。
多分、一生消えないトラウマってやつなのかもなぁとか、思ってみたりして。
もう相手の顔も覚えてないけど、起こった出来事は忘れられない自分が悲しい。
だけどやっぱり、おばさんのレモンティーの味も忘れられないんだ。
私は、おばさんのレモンティーの方だけ覚えていたいよ。
どうして嫌な出来事ばかりがいつも鮮明に刻まれるんだろう。
悲しいな。悲しいね。
だけど、そんな自分も世の中ももうどうしようもないし。
だから、優しいところをたくさん見つけながら生きていけるようになりたいな。
世の中捨てたもんじゃないってきっと信じてるから。