選挙

生まれて初めて行ってきました。
しかしお恥ずかしながら政治のことやらにさっぱり関心がないので、これといって投票したい人も政党もいなくて、白紙で出してきました。
こんなことなら公約とかもちょっとまともに聞いておけばよかったかな、なんて思うのだけど、腹黒い私の心が「公約なんて奴らにとっちゃ選挙の間だけ言ってる点数稼ぎなんだよ!」と囁いて仕方ないので、さっぱり聞く気になりませんでした。
なんか小さいころから何故か私は大人に対して良いイメージがなくて、規則は破って当然バレなきゃオッケーなノリで裏で汚いことやってるのが大人ってもんなんだと思ってました。
だから政治家のナントカ金流用とかも、ほらやっぱりね、みたいな目で見てたりして、ハナっから誰にも期待なんかしてなくて、何にも悪いことをしないで政治家になれる人なんていないと思ってたんです。
口先が上手くて上手に悪い手を使える大人が世の中で成功してる人たちなんだと思ってた。
そして困ったことに今でも思ってる。
だから、何を聞いても結局は信じられなくて、というか、多分、裏切られるのが怖いから信じたくなくて、結局無関心を装ってしまうのだけど。
いけないなぁと思いつつも、素直に信じられない頑固でひねくれ者の性格が災いして、なかなか直せずじまい。
だから白紙投票。
白紙投票なんて、開票する人の手間暇考えたら、迷惑な話だろうという人もいるだろうけど、私は投票に行くことだけでも意味があると思う。
投票率がビックリするくらい低いことに、小さいころの私は憤りを覚えてた。
選挙のときは無関心で、いざ困ったことがあったら助けてほしいなんて、図々しいにも程があると思ってた。
いつの間にか忘れちゃってたけどね。
なんで大人になると大切なことを見失っちゃうんだろう。
選挙権がなくて、政治に関われないときはあんなに口惜しかったのに、いざ選挙権をもらったらどうでもよくなっちゃう。
なんでだろうね。
でも、そういうのを、ふと思い出して、選挙率を上げるだけでも、私はやるべきだと思った。
私には誰に投票することもできないけど、せめて無効票を増やすことくらいの心がけは持つべきなんじゃないかと。
まぁ要は、投票しないならしないで、選挙に行かないより行った方がまだマシでしょってこと。
ちゃんと投票するのが一番だけどね。
ってなわけで、ぐうたらネットとかしてる暇な人は、ぜひ選挙に行くといいよ!
なんなら無効票を増やしにね!(笑)