逃げるということ

「逃げるな」というニュアンスの言葉を言われることが、ここ最近で偶然にも何度かあった。
一つは、友達が、私じゃない人に向けて言った言葉。
もう一つは、家族会議の時に父が私に言った言葉。
「お前のやってることはただ逃げてるだけだ」
最後の一つは、昨夜、バイト先の人に言われた言葉。
バイト先の人には、大して自分のことを明かしてない。
今の現状も、ぽつぽつ親しい人にはこぼしてるけど、大体は体調不良で通してる。
そんな中、煙草吸ってることをカミングアウトしたら、割と長いつきあいのバイト先の先輩(私の大好きな非食の先輩の元彼)に、「煙草に逃げんなよ」と、唐突に言われた。
その人の元カノであるところの大好きな先輩には、結構事情話してたから、もしかしたら少し話を聞いたのかもしれない。
どこまで私のことを知ってるかはわかんないけど、的確な言葉だな、と思った。


今の私はいろんなことから逃げてる。
就活、進路、卒業、人間関係、家族の問題…。
逃げて、逃げて、自傷して、煙草吸って、他人の優しさに甘えて。


「逃げて何が悪いの。そうしないと今は私、やってらんないんだよ」
はずみで私が父に返した言葉。
だけどそれが正しいことなのか、いまだにわからない。
逃げることは駄目ですか。
私にはわからないんだ。