死にたい

もう私なんて要らない。
起き上がる気力すらない。
バイトは無断欠勤。
なんて最低な人間。
死にたい。
首の静脈を切ればゆるゆると死ねる。
簡単なことだ。
だけど、ねえ、生きたい。
せめてまた綺麗な青空が見たいんだ。
そんなささやかな願いのせいで、カッターナイフを手にできずにいる。
ああ、なんてどうしようもない人間。