東京港


絶対道に迷うと思って早く出たら、ナチュラルに早く着きました。
出航19:10なのに15時には着いた。
まだ受け付けすら始まってない…。
っていうか迷ったんだけどね、普通に。
しかしどういうわけか、気づいたら予定通りの道にたどり着いてたというミラクルをかまして、予定外に早く着きすぎました。
暇だよー。


とか打ってたら知らないおじさんが話しかけてきた。
適当に話を合わせてやったら、なんかご飯を一緒に食べに行こうとか誘われ、おごりという三文字に乗せられて行ってきました。
ご飯って言うか、喫茶だけどね。
しかし話を聞いてたらそのオヤジ、すっげー酒好きの女好きなのな。
ついでに自分の考えに完全に凝り固まってるような人で、割と私の話はどうでもいいようだったので途中から相づちモードに切り替えました。
だって会話をしようって気持ちが感じられないんだもの。
自分のこと喋って満足してる感じ。
なんか最初のうちは暇つぶしに丁度いいや〜と思ってたけど、なんかもうヤダ。
だって笑いながら人が死んだ話をするような人だよ?
「楽しかった船旅といえば、前に沖縄行った時は、同室だった人が船から飛び降り自殺して、…(中略)…だからさ、職員は人死にがあった場所では黙祷してんだよ。よく見てみなよ、面白いから」のあたりでもうこいつとは話したくないと思った。
ってかあんま親しくない人と長時間いると疲れんのよ。
あたしも飛び降りたろかこんちきしょう。
…こんな時は薬飲んで落ち着こう。
マジでやりかねないから私って奴は。


ともかくも目下の問題はそのオヤジの夕食の誘いをどう断るか。
あたし好きじゃない人とご飯食べるのキライ。
本気で嫌。吐くかも。
そしてマジで吐きかねないのが私。
いやーだー(T-T)
どうにか部屋番号だけは守り通したけど、バッタリ会う可能性は高い…。
あーもーどうしよー(T-T)
せっかくの船旅が…。


あ、一つ面白いことがあった。
なんか都内のどっかの遊園地の側を通りがかった時に、道路をどでんと警察のバス(多分犯罪者を運ぶためのやつ)が塞いでて、パトカーが大量に止まって、小難しい漢字が並べられた目立つ車が何台もあって、なんだろう…捕り物?みたいな。
バイオレンスな怒声とか聞こえたしな。
あれはなかなか見られないもんだったねー。
終戦記念日だからかな。
とりあえず正午のテレビが黙祷してたから、私も真似っこしてみたけど、なんか違うと思った。
いくら死者の鎮魂と平和を祈ったりしても、全然軽いんだもん。
まぁこれは長くなりそうだからまた今度の機会に…旅行記だしね!


こんなんを打ってるうちに乗船までこぎつけました。
孤独を愛する私はオヤジに捕まらないことを祈るのみです。
ううぅ…(T-T)